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めんたい子のイタリア狂想曲

イタリアを狂おしく想うめんたい子が、旅やグルメ、カルチャーなどイタリー情報をお届け。

めんたい子、日本のナポリ・大阪に住むってよ

はてなブログ事務局からご丁寧に
「めんたい子さん、
最後の更新から1ヶ月経ちました。
何でもいいので記事書きませんか?」
と、おメールを頂戴した。
 
 
うっ…
 

好きでやっていることだから
後ろめたくはないのだが、
それでも後ろ指刺されて、
「あいつ更新してないんだってさー
ブログするなんて口だけじゃん」
と言われているような気がして
生きた心地がしない1ヶ月だった。
 
 

しかし、この1ヶ月
めんたい子の人生は
大きく変貌を遂げていた。
 
 
 
大阪に転勤が決まり、
家さがしをし、
引っ越しをし、
役所周りをこなし、
ナウだ。
 
 

お お さ か…
 
 
O S A K A...

 


 
 f:id:tarako_pasta:20170331190825j:image

 

 


家さがし当日。


新大阪駅に降り立っためんたい子は、
東京駅でうまく精算できなかった
Suicaを精算しようと
みどりの窓口的な場所を探し回った。


Suica=東日本の奴だと思われる…

恥じらいながら尋ねた。


「あぁ、ここね、
地下鉄なんで(イントネーションはな↗︎ん↘︎で)
ちょうどこの上あたりで精算できますわ」


 おおきに…と心の中でお礼をし、
"ちょうどこの上あたり"へ向かった。

 

しかし、
"ちょうどこの上あたり"には
それらしき場所がなかった。

 

別のところで聞いてみた。

 

「あぁ、ここね、
新幹線なんで(イントネーションはな↗︎ん↘︎で)
左曲がってずーっと奥の方の
在来線のとこでできますわ」


おおきに…と心の中でお礼をし、
"ずーっと奥の方"へ向かった。 

 


以下、省略。

 


このやり取りが×3回ほど続き、
めんたい子のSuicaは無事精算された。

 

 


…イタリア、そう、イタリアや!!

 

 

 

このたらい回し感、

この適当な指示加減……

 

 


関西弁で叫ばずにはいられない、
そう、ここはイタリアなのだ。

 

 

 


めんたい子は、

降り立った新大阪駅構内ですでに
明るい未来を確信した。

 

 

 

右に並ぶエスカレーター、
街中に漂う食いもんの匂い、
関西弁のイントネーション、
雑多な街並み…

 


すべてが新鮮。

 


大阪の土地勘がないため、
ネットで色々調べてみると、
大阪もなかなか大したもんだ。


同じ日本なのに、
治安がすこぶる悪いらしい。
あそこは治安悪いからやめとけ、
と何回言われたことだろう。


2チャンによると、
天王寺駅周辺で
外で大便をしているおばちゃんがいたとか。


(大袈裟だろと思ったが、
不動産の人にこのことを聞いたら、
そう思われても仕方がないエリアです、
と言われた)

 

 

 

ほほぅ…なるほど。

 

 


これは、まさに

 

日本の

 

ナポリや!!

 

 

 

無法地帯、マフィア、ゴミ問題、犯罪、窃盗……

 

 

実はめんたい子は
ナポリをきちんと見たことがないのだが、
ナポリに抱くイメージとまるで一緒だ。

 


ナポリはめんたい子にとって、
イタリア五大都市のなかで、
唯一観光したことがない都市だ。

 

 


ナポリに行きたい!と言うと、
イタリア人に、

 

「絶対によせ…危険だ……」

 

とまるで戦場へ向かわされるような
神妙な面持ちで言われるため、
どうしても行くことができなかった。

 

一度だけクルーズに乗るために、
ナポリの空港から港まで
行かねばならなかったときは、


空港を出て、脇目もふらず、
一直線にタクシーに乗り込み、
タクシーのメーターを逐一確認し、
降りてすぐ脇目もふらず、
バックを抱え込んで
ダッシュで船に乗り込んだ。

 

 

 

めんたい子が好きなイタリア映画に、
『Benvenuti al sud(南イタリアへようこそ)』
というコメディ映画がある。

 

主人公のアルベルトは
商業の街ミラノから、未知の街ナポリへ
転勤を言い渡される。

 

死刑宣告を受けたかのように
絶望したアルベルトは、
防弾チョッキに身を包み、
同じ国なのにパスポートを持って
高速の料金所を通過し、
宿泊先ではドアや窓に椅子を積み上げ、
ナポリへ引越しをした。

 

食べ物も、話す言葉(方言)も違う、
仕事中に遊んだり、
なんでもありな適当さ、
文化がまるで違う。

 


でも次第にナポリが愛おしくなって…


という話なのだが、
ナポリへの偏見が面白おかしく
描かれていて腹を抱えて笑える。

 


大阪の天王寺の脱糞おばさんの噂も
なんだかそんな感じなのかなーと
思ってきた。
(脱糞に愛おしさはまったく感じないが)

 

 


この映画の中で、

 

「ナポリに住む者は2回泣く。
来たときと、去るときだ。」

 


というような台詞がある。

 

 

さきほどバスの乗り方を間違えて
泣きそうなくらいしょげたのだが、
めんたい子の大阪ライフは
いまのところイイ感じだ。

 

 

わずかな間だが、めいいっぱい楽しもうと思う。

 


ちなみに映画の続編は
『Benvenuti al nord(北イタリアへようこそ)』
今度はナポリの人間がミラノへ転勤だ。

 

ミラノの人々がロボットのように働く描写があって、
ところどころ日本と重ね合わせてるのか
日本についても色々触れられていて、
悲しいのかうれしいのか分からないが、
金魚を寿司に挟むシーンなんかは笑ける。

 


ぜひ何かの機会にみてみてください。

 

 

では、Benvenuti ad Osaka!
大阪へようこそ〜!
ということで
今後もブログ更新がんばります。

 


チャオ。