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めんたい子のイタリア狂想曲

イタリアを狂おしく想うめんたい子が、旅やグルメ、カルチャーなどイタリー情報をお届け。

虚弱めんたい子、世界最強のイタリアの風邪薬と出会う ~Mentaiko meets the new world~

めんたい子は、日本人として

標準的なレベルで

宇多田ヒカルが好きだ。

 

めんたい子の青春時代を色どった

小室哲哉に「負けた」とまで言わせた

宇多田ヒカルが好きだ。

 

でも最近、宇多田ヒカルの曲を聴いていると

どうしてもイタリア人夫の影がちらついてしまって

曲に集中できなくなるのが悩みだ。

 

逆玉の輿ってどんな感じなんだろう。

そればっかり考えてしまう。It's automatic

 

 

さて、前回、潔癖症であることが判明した

めんたい子は、

それゆえに免疫力がすこぶる低い。

 

tarako-pasta.hatenablog.com

 

 

 

免疫力が低いめんたい子は、 

外国に行くと、必ずといっていいほど

地味に風邪をひく。

 

あれは確か3回目のイタリアの時だった。

 

クリスマスシーズンということもあり、

とあるお宅のパーティに参加させてもらった。

 

イタリアが好きなくせに

外国人恐怖症も軽く患うめんたい子(満身創痍)。

 

それでも

イタリアのクリスマスパーティとは

どんなものかしら、と多少ワクワクしていた。

 

女性陣は料理の準備をせっせせっせとしている。

どこの国でも変わらない光景だな、

と微笑ましく余裕をかましていると、

 

どんどん、つぎつぎと、

 

見知らぬ顔が流れ込んできた。

 

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親戚、はたまたその親戚の親戚、

近所の人、はたまたその近所の人の親戚、

親戚、はたまたその親戚の恋人、

近所の人、はたまたその近所の人の恋人、

・・・

 

 

 

 

 

めんたい子は発熱した。

 

 

 

 

 

 

あまりもの外国人の多さに目がくらみ、

ひとり日本人(みんなは中国人だと思っている)

という孤独感に苛まされて、

38.2度を記録した。

 

ボンヤリする視界、

消えゆく楽し気な声、

力が抜けていくこの肢体。。。

 

誰かがめんたい子に薬を飲ませろと

叫んでいる。

 

 

ありがとう・・・みんな・・・

めんたい子はちょっと眠くなってきたよ・・・

 

 

薄れゆく意識の中、めんたい子は

こども用の薬を懇願した。

 

というのも、イタリアの薬は

効き目が強すぎてやばい、ということを

何かの本で読んだことがあるからだ。

 

日本人ならば通常の1/2程度で十分だ、

とその本には書いてあった。

イタリアの中学生レベルの

体の小ささであるめんたい子なら、

こども用のほうがいいだろう。

 

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めんたい子は、こども用の風邪薬を、

1/2包服薬した。

 

 

そしてしばらくめんたい子はパーティ会場から離れ

ベッドを借り、眠った。

 

 

 

 

数十分後、

 

 

 

 

めんたい子は爆発的にみなぎるパワーを得ていた。

 

 

 

瞳孔がかっぴらき、

細胞が冴えわたり、

テンションが急上昇した。

 

 

 

そう、ラリったのだ。

 

 

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みんながワイワイガヤガヤ食事をしている部屋に戻ると、

 

みんなめんたい子の顔を見ては、うれしそうに

「おかえり~~~!!!!」

と迎え入れてくれた。

 

 

先ほどの不安そして発熱から一転、

うれしさのあまり

めんたい子はとにかく食べまくった。

 

 

ハムとチーズの盛り合わせ

ほうれん草とリコッタチーズのラヴィオリ

ラグーソースのパスタ

アクアパッツァ

・・・

 

白ワインに 赤ワイン。

 

 

 

ボーノ、ボーノブゥォオノォオオオオ!!

 

 

 

 

 

 

 

そして、めんたい子は、再び発熱した。

 

 

 

 

 

薬の効果持続時間は、そう長くはなかったのだ。

 

 

 

 

熱はさっきよりも上がり、

ひどく咳き込み、

頭がクラクラし、

悪化した。

 

 

 

一瞬のおとぎ話から目が覚め、

再びベッドへと強制送還された。

 

 

 

この風邪は

めんたい子人生史上でも

3本の指に入るほど、予後がひどかった。

 

 

別の日は、もう一つのお宅にお邪魔したのだが、

遠く離れた、日出づる国からお越しの珍客(めんたい子)のために、

最高のおもてなしをしてくれた。

 

 

X boxでのゲーム大会の開催だ。

 

 

 

最近のゲームは進化しすぎている。

ただコントローラーのボタンを押すだけではなく、

コントローラーを実際に手に見立てて

ボーリングの玉を転がすのだ。

 

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全員総立ちのアクティブなゲームとはつゆ知らず、

病み上がりのめんたい子は

フラフラになりながら

一心不乱に投球し続けた。

 

 

 

これ以来、イタリアへ来るときは

必ず正露丸と葛根湯を持って行くようにしている。

 

あのとき、もし何も知らずに、

こども用の1/2包でなく、

大人用1包まるまる飲んでいたら

どうなっていたのだろうか?

 

 

おそらく、

陽気なイタリア人を上回る陽気さで

ブゥォオオオーーーーノを叫んでいたか、

見事な腕さばきで、

ストライクを連発していたかもしれない。

 

 

よく旅行必需品、なんかで当たり前のように

常備薬、と書いてあるが、

イタリア旅行の際には必ず携帯することを

オススメいたします。

 

以上、葛根湯LOVEのめんたい子でした。

チャオ