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めんたい子のイタリア狂想曲

イタリアを狂おしく想うめんたい子が、旅やグルメ、カルチャーなどイタリー情報をお届け。

憎めないほど愛おしいイタリアの犬とアリタリア

さきほど会社からの帰り道に、

老犬だからか、寒いからなのか、

まったく散歩が楽しくなさそうな犬がいた。

 

 

「スン・・」と電柱のにおいを一瞬かいで

興奮することもなく

無表情でただ前を見つめていた。

 

 

その出会いから500mほど歩くと

今度は道路工事の誘導係のおんちゃんが

ヘルメットつけたまま、誰もいない隅っこで

うつむいていた。

 

 

 

 

何かあったんだろうか、彼らに。

 

 

 

 

 

 

 

さて、本日はそんな彼らにオススメしたい

パッションの国・イタリアについて

ご紹介したいと思う。

 

 

 

イタリアってこんな国

めんたい子がはじめてイタリアに行ったとき、

一番印象的だったのは、まさに犬だ。

 

先ほどの老犬(若かったのなら謝る)や

工事のおっちゃんがどうしても

ジャパンと重なって見えたのは

このせいなのかもしれない。

 

イタリアでは、めんたい子が見た限り

ほっとんどの犬が散歩中はリードもなしに

飼い主から野放しにされている。

 

それも公園とか敷地の広いところではなく、

お店が軒を連ねるショッピング街で、だ。

 

はじめはどこか行かないのか、

どこかでクソしないのか、と心配したが

犬たちはマーキングを楽しみつつ、

ウィンドウショッピングを楽しむ飼い主の元を

一定の範囲内で離れず、また戻ってくるのだ。

 

 

なんて素敵な時間を過ごしているんだ!!と感動をよそに

クソはそこらじゅうに落ちているのだが、

もはやそのクソさえも自由の象徴に見えて、

めんたい子の脳裏に鮮烈に焼き付いた。

 

 

イタリア旅行のてはじめ

歴史的モニュメントが勢ぞろいの首都ローマをはじめ、

ファッションやモードの最先端の街ミラノ、

「冷静と情熱のあいだ」でも出てくるドゥオモが素敵なフィレンツェ、

ゴンドラが行き交い、道も壁も階段もすべてがかわいいヴェネツィア、

とりあえずピッツァ、のナポリ、など

イタリアには見るべき街が本当にたくさんある。

 

 

イタリアへは、アリタリアという航空会社が

日本からローマ、ミラノ、ヴェネツィアの3都市に

直行便を結んでいる。

(スペインだとまだ直行便なかったような)

 

 

めんたい子はこのアリタリアという会社が

例によって好きだ。

 

世界最高クラスのサービスを供するジャパンのエアラインたち。

一方、イタリアを代表するアリタリアのサービスは、とにかく

 

 

雑だ。

 

 

まったく電源のつかないテレビたちに、

毛が絡まっているブランケット、

足にぶつかってくる移動ワゴン。

 

テレビにいたっては、めんたい子のだけではなく、

そこ一列すべてが故障。

人類最大の発明であるメディアコンテンツが

12時間おあずけ状態だ。

 

 

ふと、深い眠りについてしまっためんたい子。

 

 

これから足を踏み入れるイタリアの地を夢みながら、

心地よい揺れとともにぐっすりと寝ていた。

 

 

少し機内が明るくなり、目をさますと

おやつの時間がきていた。

 

めんたい子は深く眠りすぎてしまったせいか

どうやらもう順番が過ぎてしまっていたようだ。

 

ひとまず起きよう、と思ったその時、

めんたい子の手には

ビスケットが握らされていた。

 

 

おそらく世界最高峰のオールジャパンならば

机を出して添えてくれるか、

起きたころにもう一度持ってきてくれるのかもしれない。

 

しかしめんたい子の手には

ビスケットが握らされていた。

 

寝返りをうったときに落とすかもしれない、

この人はおやつを食べないかもしれない、

そんな気遣いはまったくない。

 

有無を言わさず、ビスケットを食べなければいけないのだ。

 

 

 

 

めんたい子は、むしょうにアリタリアを

抱きしめたくなった。

 

 

 

 

なんてかわいいのだろう、

なんて憎めないんだろう、

 

 

 

イタリアはイタリアに着く前からイタリアなのだ。

イタリアから離れたってイタリアなのだ。

 

 

 

わたしはアリタリアを 

みなさまに自信を持って、オススメいたします。

イタリア旅行の際にはご検討ください。

 

 

では、今夜もアリタリアに乗って旅する自分を夢見ながら

眠りにつきます。

 

 

ビスケットが握らされていますように。 チャオ